インバウンドに資する日本茶PRと地域おこしセミナー開催のお知らせ

 上の写真は、韓国の茶産地である寶城の茶園風景で、2009年5月に撮影したもので、「撮影ポイント」の立て札まであります。
 この茶園に入るには、入り口にゲートがあり、入場料5,000ウォン(500円)を払わなければなりません。お茶が国の南部だけにしかない韓国では、新婚旅行のメッカにもなっている名所だそうです。
 茶園を見慣れた我々には、茶園風景が観光資源になるとは驚きでしたが、韓国では、およそ10年も前から茶園を観光資源としていたことが判ります。
 このように、我々が当たり前と思っている風景や日常の行動が、海外の方には「珍しく」、「興味深い」、「行ってみたい」、「やってみた」、「食べてみたい」ことなのです。
 まさしく「モノ消費」から「コト消費」への転換を図る時期です。
 2020年までに訪日客4千万人が予測されている中、これらインバウンドを「茶」をキーワードとして地域に取り込み、茶業振興と併せて地域活性化に繋げることをご提案致します。
 その手法について、下記によりセミナーを開催致しますのでご参加頂きたくご案内致します。


 本研修会は、日本の茶の各産地で「日本茶をキーワード」として外国人ツーリストを呼び込み、もって地域おこしに資すると共に、世界に日本茶を発信する原動力とするものです。
 各地には、海外ツーリストが関心を持つ事象が多くあるにも関わらず、そこに生活している我々には見えない観光資源が沢山あります。例えば、「アカネ襷にスゲの笠」姿での茶摘み体験や農業体験、着物を着ての茶道体験、農家の縁側や囲炉裏端でお茶を味わう、等々、提案材料には事欠かない環境にあります。お茶体験というキーワードを通した“コト消費”を促進することで、お茶のみならず地域の特産品にまで及ぶ“モノ消費” を喚起しようというものです。これらをセッティングし、茶を始めとした地域の産業振興の一助とすることが目的です。
 それには、日本各地のお茶生産農家をはじめとした茶業関係者、農業関係者、観光産業関係者の皆様から幅広い参画・提案を頂くと共に、海外の旅行代理店・インフルエンサーの意見を取り入れながら、これまでにない魅力的な日本茶体験ツアーを、トップシーズンを中心に提案・実践しなければなりません。

1.研修内容
対象地域のお茶産業、農業、観光等の産業関係者及び自治体・農協組織、農業団体の皆様に参加を得て、地域の中にどのような材料を提供できるかを検討し、日本茶に関わる体験ツアーの実施内容を策定すると共に、下記に掲げる各種イベント例、実施主体の洗い出し等、その手法の提案をします。

●農家・お茶工場にて日本茶・抹茶づくり、さらに手揉み茶などの体験と見学
●伝統的な手ぬぐいと紬の着物で、茶摘み娘体験とその衣装販売
●茶摘み娘が英語のラップで歌って、ヒップホップ風に躍る、かわいいお茶摘みダンスコンテスト
●お茶の模様を爪にあしらう“お茶芽ネール”(オチャメネール)サービス
●茶室での正統派茶道体験&和服体験
●屋外でお茶に親しむ野点体験
●茶碗・茶器の製作体験
●お茶に合う和菓子・スイーツ体験
●インスタ映えおすすめフォトポイント
●お茶関連のみならずショッピング全般の優待

2.対象地域と開催地
関東〜中部〜関西に至るゴールデンテイーロード及び、九州全域ゴールデンテイーロードを想定し、茶産地を対象に静岡、京都、福岡、鹿児島で開催。

3.開催日  ご都合の良い会場にお出で下さい。

(1)静岡会場
期 日 平成30年 1月25日(木)  午後1時30分より
会 場 レイアップ御幸町ビル(CSA貸会議室)
静岡市御幸町11-8 (地図)
(2)京都会場
期 日 平成30年 1月31日(水)  午後1時30分より
会 場 「宇治茶会館」(宇治市)
宇治市宇治折居25-2(京都府茶業会議所)(地図
(3)福岡会場
期 日 平成30年 2月 8日(木)  午後1時30分より
会 場 福岡県中小企業振興センター 202号室
福岡市博多区吉塚本町9-15 (地図
(4)鹿児島会場
期 日 平成30年 2月 9日(金)  午後1時30分より
会 場 鹿児島茶流通センター「ちゃぴおん」
鹿児島市南栄3-12 (地図

4.主催
日本茶輸出促進協議会  
 協力:日本国際放送(株)

5.申込方法
①団体名(又は会社名) ②お名前 ③電話番号 ④希望会場 を記載の上
下記メールにお申込み下さい。
E-mail    
 又は
E-mail    

6.問い合わせ先
日本茶輸出促進協議会    TEL(03)3434-2001

7.参加期待先
県、市町村、農協(生産者団体)、観光業、茶関係団体、茶業者、地域自治会