2019年1〜10月の日本茶輸出実績について

 10月期は、香港騒動の影響で輸出量が落ち、その分がほぼ減少分として前年比98%となっています。一方、アセアン地域への輸出は、単価的には低いものの、前年比113%と順調な伸びをしています。特に、茶の生産国でもあるインドネシアは、前年比倍増と、驚きの伸長をしています。同じように、紅茶の生産国であるインド、スリランカへの輸出が伸びており、当該国でどのように飲まれているか、使われているか、ご存じでしたらお教え頂きたい。

 ロシアは、昨年、大幅に落ち込んだが回復基調にあり、併せて、「ロシアへの窓口」と言われているオーストリアへ単価も高い「粉末状」緑茶が急増しており、今後の動きを注視する必要がある。

 米国の経済状態も落ち着きを見せており、残り2か月に期待したい。


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2019年1〜10月日本茶輸出実績


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