2019年1〜6月の日本茶輸出実績について

 1〜6月日本茶輸出は、前年比105%と、前年を上回ることができた。
 特に、大口の輸出先国である米国、カナダが順調な伸びをしており、全体実績を牽引している。

 輸出に占める「粉末状」の緑茶が全体の60%と、巷間で言われる「世界的な抹茶ブーム」を裏付ける結果となっている。
 また、茶生産国であるインドネシアへの輸出が急伸しており、今後の動きを注目したい。

★ドイツは健闘、英国、イタリアは急伸しており、今後に期待したい。
★金額は大きくないが、急伸している輸出先国
 フィリピン、マカオ、ロシア、ポルトガル、インド、スリランカ、ポーランド、ニュージーランド、モロッコ
★今後が懸念される輸出先国
 香港、ベトナム、スイス、スペイン、メキシコ

NHK・TVでも紹介されたように、中国での抹茶生産が増加しているが、先行している日本産抹茶市場を標的にしていることは容易に予測できます。
早期に、世界での日本産抹茶の確たる位置づけを構築しなければなりません。


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2019年1〜6月日本茶輸出実績


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